おすすめアニメ紹介 和風ファンタジーアニメ 少年陰陽師

アニメレビュー
出典:少年陰陽師 | アニメ動画見放題 | dアニメストア
(C)2006 結城光流・あさぎ桜/角川書店・少年陰陽師製作委員会

物語開始時点で主人公昌浩は13才であり、年相応の少年じみた言動をする半面、陰陽師の才にたけており、それに見合った努力を欠かさず大人顔負けの活躍をする姿を見せてくれます。

そんな昌浩を支える相棒として、安倍清明の式神で十二神将の紅蓮が登場します。紅蓮は普段ウサギに似たもののけの姿をして付き添っており、昌浩には「もっくん」と呼ばれ親しまれています。

この作品最大の見どころとして、物語が進むにつれて深まる昌浩と紅蓮の絆があげられます。

いがみ合いながらも互いを大切に思い合い、日常生活、戦闘時ともに、無二の友として、相棒として過ごす彼らの関係性はとても美しいです。

特に紅蓮が昌浩を大切に思い守る理由が分かると、こみ上げてくるものがあります。

また、十二神将をはじめ魅力的なキャラクターが多数登場し、中でも昌浩と藤原の一の姫である彰子との関係がどのように変化していくのか、少年少女の純粋な恋心も見どころです。

恋愛とは違う形で、キャラクター同士の強い絆を描いたアニメを探している人には特におすすめです。

また、陰陽師の登場する作品を探している人はもちろん、少年少女の純愛が見たい人にもおすすめです。

終始もっくんと紅蓮のギャップで圧倒されていました。

普段はかわいいもっくんの姿をしているのに、戦闘時には十二神将騰蛇としての姿になり、炎を操り戦うかっこいい姿を見ることができ、お得感満載でした。

最強の神将であり最凶の神将でもある紅蓮にとって、赤子は弱く自身が近づくとすぐに泣き出してしまう存在であるが、紅蓮の過去回想において赤子の頃の昌浩はその指を握り笑いかけており、優しく繊細な心を持つ紅蓮がその笑顔に救われたのだと判明した時は、それまでの行動と合わせて、昌浩が紅蓮の中でどれほど大きな存在であるのかが分かり、胸が熱くなりました。

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