出典:ようこそ実力至上主義の教室へ | アニメ動画見放題 | dアニメストア
©衣笠彰梧・KADOKAWA刊/ようこそ実力至上主義の教室へ製作委員会
見どころ
成績によって待遇に大きな差がつく実力至上主義の名門校である高度育成高等学校を舞台に繰り広げられる、生徒たちによる競い合いを描いたアニメです。
そんな学校に入学し、問題児ばかり集められたDクラスに配属された主人公綾小路清隆はが圧倒的な実力を持ちながらも表に出ずに、裏で暗躍しながらDクラスを動かし敵対者を打ち負かす姿に痺れること間違いなしです。
自身が成り上がるためには手段を選ばず、たびたび学校より与えられる課題やテストをこなす過程で、なりふり構わず脅迫や裏取引、買収などの悪どい手も使った生徒同士の競い合う姿が見どころです。
こんな人におすすめ
実力隠し系主人公が登場する作品が見たい人には間違いなく刺さると思います。
また、可愛い女性キャラが多数登場するため、学園ラブコメが好きな人にもぜひ観てほしい作品です。
非常にかっこよく、厨二心くすぐられるうえに、観ていると勉強をしたくなるような気持ちにさせてくれる作品なので、中高生には特におすすめです。
感想(ネタバレ注意)
清隆が本当の実力を隠しながら無表情に問題を解決していく様がただただかっこいいです。
ストーリーが進むにつれ他クラスとの衝突も多くなる中でも、絶対的な信頼感から安心して観ていられました。
しかし、清隆のどこまでも現実的というか、冷酷かつ機械的な本性が顕になり、その実力を表し始めるにつれ、だんだんとそのアブナイ雰囲気に魅了されるようになります。
特に2期で軽井沢をあえて追い詰めることで自身の手駒にしたシーンでは、感覚が麻痺してしまったのか、他人の気持ちなど微塵も気にかけないかのかのようなその在り方に感嘆し、かっこいいとしか思えませんでした。
高度育成高等学校による課題もこの作品の魅力の一つだとは思うのですが、清隆と彼に思いを寄せるヒロインたちとの関係性がどのように変化していくのかが気になってそれどころではありません。
だんだんと真の実力を顕にしていく清隆に惹かれるヒロインたちは多数存在し、その中で誰が距離を詰めるのか、サスペンス要素の強い作品だからこそラブコメ要素が輝いて見えます。
何気に冒頭で流れる、著名な書物から引用したセリフが作品の雰囲気にマッチしていて個人的にかなり刺さる演出でした。