当記事では、アニメ「転生したらスライムだった件」を観ての、感想を踏まえて紹介していきます。
小説家になろうに掲載されている作品を原作として作られたアニメの中でも多くの注目を集めている本作ですが、何がそこまで人を惹きつけるのか、その魅力を語っていこうと思います。
具体的にどのような作品なのか?、本当に面白いのか?などといった疑問に一つの答えを示せたら幸いです。
出典:転生したらスライムだった件 | アニメ動画見放題 | dアニメストア
©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
見どころ
現代日本で通り魔に刺され、気づけば異世界でスライムに転生していたというところから始まる、異世界建国アニメです。
小さなゴブリンの村から始まり、だんだんと国の規模が大きくなるにつれて巻き込まれる問題のスケールも拡大していくものの、それらを苦も無く解決し、そのたびにただでさえ強い力を持つリムルが成長していくのが観ていて爽快です。
また、側近の仲間たちも皆強いためストレスなく観られます。
スライムなのに最強!?リムルの力と活躍について
本作の主人公リムル・テンペストは、元は現代日本でサラリーマンをしていたごく普通の四十歳手前のおっさんが転生した姿です。
スライムというと誰もが弱いと思うこと間違いなしですが、そんな固定概念をぶち壊すその強さを用いて、さまざまな強敵と渡り合っていきます。
転生時のスキル獲得やヴェルドラによる名付け、スキル大賢者によって得た力はあまりに大きく、次第に周囲には他の魔物が集うようになり、国を作り発展していきます。
魔物の国ということもあり、リムルの国であるジュラテンペスト連邦国は人間の国や魔王に狙われ、様々な問題が発生するも、その強大な力でなんだかんだ解決してしまうため、ストレスなく観ていられます。
強敵との戦いを経てその力に磨きをかけていくリムルにはドン引きすること間違いなしです。
そんなリムルですが、中身は元は人間ということもあって人間族との交流を望んだり、戦いを好まずなるべくことを穏便に済ませようとしたり、異世界の食文化や娯楽を大いに発展させたりと、人間味あふれる非常に魅力的なキャラクターとなっています。
頼りになる多種多様な仲間たち
ゴブリン村を救うことから始まったジュラテンペスト連邦国ですが、ストーリーの進行に伴い、多くの戦いを経て様々な種族の魔物が仲間として加わっていきます。
ゴブリンや牙狼、オーガにリザードマンといった知性のある魔物たちはリムルに忠誠を誓い、名付けをしてもらうことで進化し、その力をもってテンペストの発展に貢献していきます。
特にオーガの面々は戦闘はもちろんのこと、それ以外の私的な場においてもリムルをサポートし、側近のような扱いになっていることから、非常に印象深いキャラクターたちになっています。
また、テンペストの発展に伴い、次第に魔物だけでなく悪魔やドワーフ、人間も済むようになり、かねてよりリムルが目指していた魔物と人間の共生が見られるようになります。
感想(ネタバレ注意)
観始めた当初はスライムか~かっこよくもないし可愛くもないな~とか思っていました。しかし慣れてくると全く気にならないどころか可愛く見えてくる上にそもそもシズの遺体を捕食することで人間の姿に擬態できるようになるため、むしろスライムの姿が見たくなってきます。
リムル自身は大きな力を持ちながらも、何処か気の抜けた人間味のある性格から配下の魔物たちに慕われ、人間とも良好な関係を築いていくため、日常パートでも飽きずに観ていられました。むしろテンペストで催し事をしている姿を観ていたいまであります。
二期に入るとファルムス王国との戦争や、魔王クレイマンとの戦いと手に汗握る展開が続き、それまで以上に熱を入れて観るようになります。テンペスト陣営が紅蓮を筆頭に圧倒的な力でねじ伏せていく姿には常に胸が躍っていました。
特にファルムス王国との戦いで描かれたリムルが圧倒的な優勢から敵軍を駆除していく姿には痺れました。人間を殺戮していく姿はまさしく魔王降臨といった様子で、それまでのリムルとは大きく異なると感じさせられました。
ストーリーの進行に伴いインフレが進む中でもその成長速度の早さから、変わらずリムルが環境最強であり続けるため、どんな危機的状況にあっても安心して観ていられる謎の信頼があり、ストレスなく観ていられるのがこの作品の最大の魅力だと思います。
リムルがその時々の思い付きでやりたいことをやり、そんなリムルの願いをかなえるためにテンペストの配下が奔走する。そんなハチャメチャな国家運営が描かれるドタバタ建国期は、観ていてわくわくが止まりません。
また、戦闘や政治に関することだけでなく、登場キャラクターたちの恋模様も見どころです。魔王であるリムルに惹かれる多くの女性キャラクターたちの中で、誰が勝利を勝ち取るのか気になるところです。リムル配下の魔物たちも、苦楽を共にする中で深い絆が生まれており、その関係性がどのように発展していくのか、目が離せません。
こんな人におすすめ
あまり気負わずに観られるアニメを探している人には是非おすすめしたい作品です。
アニメを観る傍らで何かの作業をしたいといったときにも、この作品を選んでおけば間違いないと思います。
ストレスなく観られるため、通勤通学の電車で観るのにもおすすめです。
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